MENU

ストレスをお酒(アルコール)で解消してはいけない4つの理由

ストレスを飲酒(アルコール)で解消している女性


ほんの数日前に、30歳の人気俳優の死亡が大きなニュースになりました。

原因は諸説ありますが、数年前から酒量が増えていたことも報じられており、死亡との因果関係も否めないようです。

原因はどうあれ、”コロナうつ”という言葉が誕生するほど、感染症蔓延やそれに伴うステイホームやテレワークなど慣れないライフスタイルを強いられることにより、ストレスを抱えるようになった方、ストレスが増大している方がますます増えていることでしょう。

「飲まなきゃやってられない」

と言いつつ、この機会にストレスをお酒で紛らわせようとしたり、これまでたしなんでいたお酒の量が徐々に増えていることはありませんか?

というわけで、今回は「ストレスをお酒(アルコール)で解消してはいけない4つの理由」をご紹介したいと思います。

 

睡眠の質を悪化させる

飲酒は短期的には寝付きが良くなりぐっすり眠ることができる気がしますが、長期的には確実に睡眠の質を悪化させます。

実際には、睡眠が浅くなったり早朝に目覚めやすくなったりすることから、十分な睡眠の確保が難しくなっていき、返ってストレスを増大させてしまい、睡眠障害を引き起こすきっかけにもなってしまいます。

さらに抑うつやストレス、不安な気持ちを抱えて寝付けなくなったり途中で目が覚めてしまったりすると、眠りたくてお酒を口にしてしまい、悪循環に陥ることもあるでしょう。

質の良い睡眠の大切さについては、こちらをご覧ください。

rirax.info

 

病気の原因になる

ストレスを解消するために飲酒をしても原因が解決するわけではないので、徐々にお酒の量が増えていくことが往々にしてあります。

長期にわたる大量の飲酒は、脂肪肝や肝硬変などの肝臓障害、糖尿病や脂質異常症、高血圧などの生活習慣病の他、さまざまな病気の原因になってしまいます。

そうした病気が新たなストレスの原因となり得ることを忘れないようにしましょう。

精神疾患の引き金になる

お酒を飲むと、その時はリラックスして気持ちが晴れるかもしれません。

でも、ストレスの根本原因が取り除かれたわけではないので、酔いから醒めたときにはその反動として、飲む前よりも強いストレスや不安を感じてしまうことが少なくありません。そのストレスの反動がきっかけとなって、うつ病や不安障害を引き起こしたり、抑うつ気分を悪化させたりしてしまうのです。

これまでの多くの報告からも、アルコール依存症とうつ病や不安障害との間に高い併存率が見られることが知られています。

脳への影響 

アルコールが脳に達すると、少ない量でも脳に影響を及ぼし始め、判断力が鈍ったり、理性的な判断ができなくなったりします。

酒量によっては衝動的な行動をとりやすくなり、意識がはっきりしないまま自殺行動に走る危険性が高まってしまうのです。

厚生労働省のホームページでも、この点に警鐘が鳴らされています。

詳しくはこちらをご覧ください。↓

www.e-healthnet.mhlw.go.jp

ストレスから逃れるつもりで飲み始めたのに、自分では気づかないまま一生を終えてしまうとしたら本人のみならず、家族や友人たちにとっても残念なことではないでしょうか。

ストレスを飲酒ではなく家族と過ごすことで解消

まとめ

 ストレスを解消するために、良かれと思ってお酒を飲んでいたにもかかわらず、実際には上記のような理由で逆効果となってしまうとしたら大変です。

実際のところ、ストレスを紛らわせるためだけの飲酒は、とても危険な飲み方であると言えるでしょう。

もちろん「酒は百薬の長」と言われるように、適量のお酒は、心をほぐしたり、気分転換や安らぎをもたらします。

とはいえ、ストレスを解消するためには、飲酒よりも運動や食事、本当の友達や家族の助け、ストレスの原因と向き合う方がずっと大切であり、そのほうが良いということを覚えておきましょう。